サムライブログ

温故知新(瀬戸口)

2021年12月06日 (月)

どうも!
営業の瀬戸口です!
 
気温に冬感が出てきて、めっきり寒くなりました~。
末端冷え性の自分にとってはツライ季節がやって参りました(笑)
すぐに手先や足先が冷えてくるので、
冬場はよく手を合わせて擦っています。
 
話は変わりますが、11月28日に和歌山県にある【高野山】に参拝してきました!
「そうだ 京都、行こう。」くらいの思いつきで
前日に軽く下調べをして、当日朝7時に家を出発!
 
南海線で向かうのですが、片道は2時間ほどかかるため
なんば駅のホームにある「南海そば」さんで食欲を満たし、体も温めていざ!
 

 
電車を乗り継ぎ、道中のどかな風景に癒やされ、
ロープウェイに乗ってついに到着!
(結局3時間ほどかかりました。誰だ、2時間ほどって言ったのは。笑)
 
高野山は、標高約800mのところにある山上盆地なのですが、
実際に高野山という山はないらしいです。
(山上ということもあって地上よりも気温は低く、夏は涼しいんだろうなーと感じました)
 
高野山には、総本山の金剛峯寺をはじめとした117の寺院があり、
弘法大師 空海が平安時代である約1200年前に修禅の道場として開いたのがはじまりとのこと。
まさに聖地巡礼ってやつですね。笑
 
空海が今もいるといわれている御廟(ごびょう)は、奥之院にあるとのことで
高野山駅からバスでコトコト10分ほど揺られながら到着。
 
入り口には石畳と道の両サイドに灯籠があり、墓所の中を歩いていきます。
たくさんのお墓があるのですが、名だたる大企業たちのお墓があってビックリ。
しかも、お墓のかたちも企業によって違っていて面白い!
実際は、亡くなった従業員さんを供養するための慰霊碑なんだそうです。
 
東日本大震災で被災された方々の墓所もあり、手を合わせながら進むと、
次は織田信長、豊臣秀吉、武田信玄、上杉謙信、伊達政宗など
 
有名な戦国武将たちのお墓が続々と並んでいてこれもまたビックリ。
 
現代と昔のお墓が一緒にある空間が、とても不思議なんですけど、とても神聖でした。
(気になる方はWEBで検索するよりも、実際に足を運んだほうが絶対いいです!)
 
あと、お化粧地蔵(お化粧をするとより綺麗になれたり、願いが叶うみたいです)もいますので、女性陣はぜひ!笑
 

 
そして空海の御廟前で手を合わせた後に少しお茶とお餅を堪能してから
総本山の金剛峯寺でも手を合わせました。
 

 
そして、国宝や指定文化財を収蔵している霊宝館へ!
 

 
失礼ながら、入る前は「そんなに大したことないんだろうなー」と思っていましたが
入ってみるとこれもまたビックリ!
 
入ってすぐ、平安時代の大日如来や阿弥陀如来、不動明王像などがお出迎え。
しかも、どの像も超至近距離で見ることができて
何よりも保存状態がめちゃめちゃ良い。
 
入り口の感動から、足は進むが遅く、気がつけば1時間半近く滞在していました(笑)
実は、霊宝館には約10万点の歴史的資料が収蔵されているらしく、
時期によって展示資料を入れ替えているみたいです。
しかも、行ったタイミングが「開館100周年記念 大宝蔵展」の最終日という貴重な機会だったので、
個人的には大満足でした(笑)
 
日が傾きかけてきて気温がさらに下がってきたのと、
少しお腹が空いたので本日2度目のそばを食べ、高野山の地を後にしました。
 

 
何となく思い立って訪れた高野山でしたが、
遥か昔からあるものに、自分は新たに色々と触れ、手を合わせて、
決して立地のいい場所ではないけれど、たくさんの方が参拝に来られる理由がわかった気がします。
 
今は車や電車で行くことができるけれど、昔の人たちはただひたすら歩き続けたのだろうか。
そんな昔と今との思いを巡らせながら、電車で爆睡しながら帰りました(笑)
 
新しいものに触れることももちろん大切ですが、
昔のものにも触れることで、自分にとっての新しい考えや意識が芽生えるきっかけにもなりますね。
 
それでは、また!

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