サムライブログ

採用についての想い(大藪)

2017年02月27日 (月)

代表の大藪です。

寒い日が続きますがお体壊されてないですか?!

今日はなかなか求人広告では書けない内容を書いてみようかと思います!

 

当社の採用活動は、新卒採用と中途採用を併用して行っておりますが

新卒採用ではナビは使っておりません。

方法は企業秘密ですが(笑)

 

これにはやはり

自身の大学卒業時の就職活動を振り返って私なりの

こ・だ・わ・りがあるからなのです。

 

私は、2000年度卒なのですが

まぁ当時は今とは真逆で超就職氷河期でして、

就職活動は少し遅めの3回生の終わりぐらいから始めました。

 

面接を数社は受けましたが、内定をもらうのは非常に厳しく、

クラブ活動との両立は難しくてすぐに止めました。

 

そして結局は、バスケットボールを4回生の冬にある天皇杯までやっていました。

 

学生の本分は就職活動ではない!!

当時はすごくそう思ったのを覚えています。

 

スポーツの特別推薦枠で大学に入学したのに

その集大成の4回生でそれに集中できないのは・・・と

 

その後も、どんどん就職活動の早期化が進み、

ここ何年間かは経団連のルールが毎年変わるという異例な

状態ですが、学生の就活が早期化することに対する配慮です。

 

話を戻すと、

結局、私はスポーツを優先させて

卒業直前のお正月を過ぎたあたりから就職先を探しました。

 

適当に、コンビニのラックにある求人のフリーペーパーで

正社員募集をしている営業職を見つけて応募し、

卒業前から採用されて働き始めたのです。

 

まぁ、そういう経緯もあり

正直、私は今の日本の新卒文化にはかなり懐疑的です。

 

というか、新卒採用文化は日本だけです!

世界からみたらおかしい文化です!

同じスーツで同じ髪型をして、同じ面接対策をして・・・

個性はどこにあるんでしょうか?!

海外では『大学で学んだことを活かし、即戦力として迎えられる』

ということが普通で、大学のあり方自体がだいぶ違うとこから違いはありますが・・・

 

ただ、

営業職に関しては大学で学べるところはありません。

だからこそ、社会に出て全員がヨーイドン!でスキルを身につけるという

魅力ある職業だと学生の時に思ったのを覚えています。

 

日本の働き方の価値観は、かなり世界とはギャップがあると、

採用の仕事をしている今でもそう思います。

 

就職活動をしなかったり、できなかったり、

浪人したり留年したりするとキャリアプランから外れるのもおかしい!

ビジネスの世界では能力や成果で評価されるべきであると考えてます。

 

年功序列もおかしい!

大企業と中小企業(ベンチャー)で生涯賃金が5000万〜も開きがあるのもおかしい!

 

私自身は、

大学を卒業して1年間海外放浪するのも良いし、

浪人してワンランク上の大学を目指すのもありだし、

芸大の卒業制作物に全精力をかけるのもありだと考えます!

 

学生の本分は大学の中にあるべきで、卒業してすぐに就職しなければいけない訳でもない。

 

そもそも、

日本の就職活動は“就職”というより“就社”になっているように感じます。

就職=一生の職業を決めることだと思う。

就社=働く会社を選ぶ

 

私は、卒業したら営業をやると『職業』をきめました。

それが本来の考え方だと思います。

 

そうしたら、自分の仕事に誇りを持てますし、

もって欲しいのですが、就職活動中の学生さんと話すと多くの人が会社を選んでいるのにすごく違和感を感じます。

 

終身雇用、年功序列が崩壊している昨今で

会社は守ってくれませんし、それではスキルを身につけれないと思います。

 

話を戻すと、自身が3回生の時に就職活動を始めた時の

ノートにこう書いていました。

 

『なぜに企業に選ばれる側なのか?

入りたい企業を選べる人間になる!』

 

と書いてました。

いろいろな矛盾や悔しさが入り混じった気持ちと

個性を無視した考えに対する苛立ちみたいなものがあったのを

今でも覚えています。

 

だからこそ!

弊社はそういった境遇で就活ができないがポテンシャルを秘めた人と仕事をしたいと考えています。

 

ただし最低限の条件はあります!

①挫折したことある人
②何か一つに没頭してきた人
③負けず嫌いな人

は必須です!

 

スキルはなくてもこういう人と仕事がしたいです!

仕事は、20代は何をするかより、誰と働くかが決め手になっても良いと思っています。

 

最後に、同じ境遇、同じ想いを就職活動で感じた人は

ぜひご連絡お待ちしております。

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